知人の紹介での転職は基本NG!断るべき3つの理由と断り方【体験談】

こんにちは!
求人広告営業を10年やっていました、転職のことならお任せあれ!@AKIです。
今日は【紹介×転職】についての内容です。
ふいに知人から転職先紹介の話が舞い込んできているあなた。
悪い話じゃないし、乗っかってみようかなと考えていますよね。
はっきり言います。
知人からの紹介での転職はオススメしません。
本当にその会社で長く働いていくイメージがついていますか?
期待に応えられる結果を出せそうですか?
もちろん全てイメージが出来ていればOKです。
ただ、高い確率で後悔してしまう時が来るでしょう。
この記事では紹介での転職をオススメしない理由を体験談を元に話していきます。
紹介で転職を考えているあなたは、是非最後まで目を通していただければと思います。
それではどうぞ!
知人の紹介で転職してきた同僚の話【体験談】
前職の営業マン時代、私と同い年の男の子が営業として中途入社してきました。
私の会社の社長が飲み屋でスカウトした子でした。
バーで隣通しの席になって意気投合したそうです。
前評判はこんな感じでした。
- ガッツがある
- ユーモアがある
- 明るくて営業に向いていそう
社長が声をかけたという事もあり、入社前なのに周りからの期待値はうなぎ上りでした。
まぁこの話を書いている時点で結末は予想できると思いますが…
全く結果を出せずに1年も経たずして辞めていきました。
明るくてとてもいい子だったんです。
それは間違いない。
ただ、営業には全く向いていませんでした。まぁ売れなかった。
こちら側も社長の推薦という事もあり、過度な期待をしてしまっていたというのもあります。
すぐに結果を出してくれるんじゃないか。バカ売れするんじゃないか。
でも、今思うとそんなのこちら側がただただ勝手に期待していただけです。
他の転職組と何ら変わらないのに”社長の紹介”というだけでどんなすごい奴が来るんだとザワザワしてしまっていた。
向いているか向いていないかなんて仕事をしてみないと分からないですよね。
結果的に会社側もその子としても、とても残念な結末になってしまいました。
この話の中に、紹介での転職をオススメできない3つの理由があります。
知人の紹介での転職話を断るべき3つの理由
なぜ知人からの紹介での転職は上手くいかないのでしょうか?
その理由がこちらになります。
- 過度な期待
- プレッシャー
- 知人との関係性悪化
一つ一つ解説していきます。
過度な期待
紹介って大体こんな入りになるんです。
紹介者も”いい奴を連れてきたぞ”って言いたくなるからです。
もちろん前の会社で結果を出していたのかもしれません。
いい奴なのかもしれません。
ただこの入りが過度な期待を生んでしまうんです。
どんなすごい奴が入ってくるんだ?どんな結果を出してくれるんだ?
通常の転職組よりも期待値が上がってしまっているのです。
皆あなたが出来るやつだと初めから色眼鏡であなたを見ます。
過度な期待をされている分、その期待値の分だけ結果を出せないと変な空気になってしまう。
よくありませんか?
口コミで美味しいと噂のお店に行ったけど、思ったより微妙だったなってやつ。
前評判が高すぎるとその分ガッカリ度がでかくなる。
あれです。
プレッシャー
紹介は入社する側も相当なプレッシャーを抱えてのスタートになります。
- 絶対に結果を出さなきゃ
- 紹介してくれた人の期待に応えなきゃ
- 簡単に弱音を吐けない
- 簡単に辞めれない
こういった気持ちがプレッシャーとなってのしかかってしまいます。
その男の子も、最初は満を持してという感じで生き生きと働いていましたが、全く結果が出ずにどんどん委縮していってしまいました。
周りも”あれ?全然結果出さないじゃん”という空気感に包まれていました。
相当プレッシャーだったと思います。
でも出来ないとなかなか言い出せず。
紹介された手前、向いていないと感じても簡単に辞めるとも言い出せず。
私の同僚の場合、飲み屋で知り合ったという関係だけなのでまだ良かったですが、例えばそれが親族の紹介なら?友人の紹介なら?
プライドもありますし、紹介元との関係性もあるのでなかなか思った事も言い出せないはずです。
知人との関係性悪化
結果を出せないとこうなります。
あなたに期待して入社させた手前、紹介者はあなたが結果を出せないとバツが悪くなります。
そしてあなたも紹介者に後ろめたさを感じるでしょう。
元々いい関係性だったとしても、仕事が上手くいかないことでぎくしゃくしてしまう事だって考えられます。
“なんとなく”での知人からの紹介転職話は断るべき
あなたがその仕事に対してとても強い意欲があったり、力を発揮できるイメージがあるのであれば話を受けるのも1つでしょう。
ただ、”なんとなく”で紹介を受けるのは絶対にやめましょう。
紹介ではなく普通に転職活動することをオススメします。
紹介での転職は初めから過度な期待をされ、自分の首を絞めてしまうことになりかねません。
私も求人広告の営業をしていたので何度となく”うちで働かないか”のお話がありましたが、ちょっと美味しい話だなと思っても全て断っていました。
その会社で絶対に成功できるというイメージが出来なかったからです。
あなたが今もし紹介で転職を検討しているようであれば、全てのリスク回避ができない限りは断ってください。
あなたの希望をしっかり叶えてくれる転職先を見つける方法はたくさんあります。
知人の紹介での転職話の断り方
断り方はズバリ1つです!
必ず結果を出せるとは限らないからお断りしたい
紹介元はあなたに大きな期待をしている状態です。
ただその期待に必ずしも応えられない可能性がある事を事前に伝えましょう。
とにかくハードルは下げておいた方がいいです。
もしそれでもと言うのであれば、紹介での入社とは社内に言わずに入社させてもらえるかを聞きましょう。
通常の転職組と対等に扱ってもらうのが、あなたの今後の事を考えるとベストです。
何度も言いますが、過度な期待はあなたの首を必ず絞めます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
知人からの紹介はほぼ確実に内定を貰えますし、話を受けたい気持ちはとても分かります。
ただ、目的は内定をもらうことではなくその先の入社してからにあります。
その会社であなたがどのような立ち位置で、どんな結果を求められるのかまで想定をする必要があります。
ビジョンがはっきりと見えないようであれば、断って公募での転職活動に切り替えて下さい。
あなたが生き生きと働ける環境はまだまだたくさんありますよ!
是非今一度立ち止まって考えてみて下さいね。
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あなたの人生が少しでも楽しくなりますように願っております、お読みいただきありがとうございました!